大工育成委員会Report

2021年度活動計画

昨今の大工職人不足は、我々工務店にとって会社存続に関わる重大な問題であり、近い将来深刻な状況に陥って参ります。しかしながらJBN会員の中には、早くから大工育成に取り組み、新人大工を教育訓練し技術伝承を行う元気のある工務店が各地に存在いたします。全国にある育成に熟練した工務店の視察を行い、育成や正社員化の手法、安全対策やインボイス制度開始に向けた準備を学び意見交換し、会員皆様の問題解決を図り、各工務店に求められる大工技量も考慮し今後時代に必要とされる大工育成の礎を築き、職人の総数、地位、定着率を向上する仕組を皆様と共に考え、工務店の経営基盤の強化を図って参る所存です。

年7回開催予定 (原則として隔月で木曜日)

  • 令和3年 5月13日(木) 場所:東京JBN会議室(顔合わせ、分野検討、視察先検討)
  • 令和3年 7月08日(木) 場所:東京JBN会議室(育成検討会、視察関係検討会)
  • 令和3年 9月16日(木) 視察研修(育成工務店視察)
  • 令和3年 10月 7日(木) 場所:東京JBN会議室(視察による意見交換)
  • 令和3年 11月 4日(木) 場所:東京JBN会議室(視察から出た意見等の検討会)
  • 令和4年 1月20日(木) 場所:東京JBN会議室(各会社による育成検討会)
  • 令和4年 3月10日(木) 場所:東京JBN会議室(大工育成活動の結果報告及び)

活動報告

令和4年3月22日 大工育成委員会主催の建設キャリアアップシステム説明会を開催しました

国土交通省 不動産・建設経済局 建設市場整備課 建設キャリアアップシステム推進室長 沖本氏と(一社)建設業振興基金 建設キャリアアップシステム事業本部 副本部長 兼 技術部 総括研究部長の田中氏をお呼びして、大工育成委員会主催の説明会を開催致しました。
建設キャリアアップシステムは、技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し技能・経験が客観的に評価され、技能者の適切な処遇に繋げて、働き手不足の建設業を魅力ある産業に変え、国と業界団体が一体になって作り上げている仕組みになります。前半の田中氏の講義ではシステムの概要から利用状況、利用のメリット、登録方法についてお話しいただきました。後半の沖本様の講演では、公共工事におけるCCUS活用事例の紹介やシステムに登録・蓄積される情報や技能者の能力評価を活用し、技能者の能力評価制度や専門工事企業の施工能力等の見える化評価制度についてお話しいただきました。

令和3年11月19日委員会を開催しました

 大工育成委員会では、新規入職者の確保や大工正社員化、育成に関するカリキュラム等をJBNとして本格的に取り組むため、3つのワーキンググループ(未経験者WG、初心者WG、上級者WG)にわけて、課題に取り組んでおります。今回の委員会では、昨年度WG委員を募集した委員と集めて、各社取り組んでいる大工育成方法や雇用に関する問題や新人大工への指導方法、補助金の利用についてなどの情報共有と意見交換会を実施しました。芳賀委員長は、自社の就業規則を参考資料としてお配りして、新人の大工を雇用するには時代に即応した就業規則をきちんと整備しなければ、若者は入社してくれなければ大工の人口も増えていかない。社員大工をこれから雇用する工務店はすぐにでも就業規則を見直すべきと説明をして頂きました。

令和3年7月8日 委員会を開催いたしました。

 今年度と来年度の大工委員会について話し合いました。昨年度に新たに委員として募集した初心者WG、未経験WG,上級者WGのメンバーを11月上旬ごろに東京駅の貸会議室を利用して、意見交換会を実施することに決定。ワクチンの接種状況にもよるが、10月ごろに意見交換会の案内を送付予定とした。また、社員大工の雇用のメリット・デメリット、大工を育成する場所や指導員について、大工道具やフルハーネスの購入費用、国交省や厚労省の行政への要望について話し合いが行われた。