中大規模木造委員会Report

2022年度活動報告

地域工務店による中大規模木造建築物への取り組みを促進させるための体制整備に取り組みます。

 非住宅の中大規模木造建築物の設計及び施工等の取組みを考えているJBN工務店が国産材等を用いて取組む為の実践的な体制整備を進め、早期に各都道府県1社以上の委員体制を目指します。
 関連する外部委員会の情報を委員会内で共有化し、この分野の地域のリーダーを育成します。
 施工体制については、JBN工務店同士の連携の他、全建総連など関連団体、地域により地場ゼネコンとの連携を強化します。設計及び受注体制に於いては(一社)中大規模木造プレカット技術協会等と連携しながら、事業系コンサルタントや意匠設計事務所等との木造ネットワークを構築していきます。
今期も引き続き林野庁補助事業を想定しながら委員会活動を2つWGに展開し充実を図ります。また11月JBN全国交流会の分科会にも成果報告を行う予定です。
営業活動用の事例集Ver.2作成、施工管理マニュアル講習の充実化、木造ロ準耐火1号の設計施工方法のマニュアル整備と関連金物の商品化、省令準耐火構造の非住宅利用についての設計ガイドラインマニュアルを整備します。
① 普及拡大WG:委員拡大、講習会の企画運営、受注の為の研究
② 技術開発WG:中大規模木造建築物の設計施工に関連する技術開発や研究

■委員会の開催:年6回、常時リアルとウェブ併用開催予定 (原則として隔月で第二木曜日)
・令和4年04月14日(木)委員会・WG合同 今期の活動内容打合せ等
・令和4年06月09日(木)地方 視察:高知県(予定)
・令和4年08月25日(木)東京 意匠設計者も参加するセミナー開催。その後、意見交換会
・令和4年10月13日(木)地方 視察:場所未定
・令和4年12月08日(木)東京 新技術の情報提供(メーカー等)。シンポジウムの準備
・令和5年02月09日(木)東京 シンポジウム開催

  • 令和3年 4月8日(木) 東京 委員会・WG合同活動内容打合せ
  • 令和3年 6月10日(木) 東京 先進事例より学ぶ。講師未定。
  • 令和3年 8月26日(木) 東京 意匠設計事務所との意見交換会、勉強会
  • 令和3年 10月14日(木) 地方 視察:場所未定
  • 令和3年 12月09日(木) 東京 新技術の情報提供(メーカー等)。講習会の準備
  • 令和4年 2月10日(木) 東京 成果発表・講習会開催

活動報告

令和3年8月26日 委員会を開催しました

●木造ロ準耐火構造建築物1号の梁受け金物の開発について

木造で外壁耐火構造を成立させるためには、

室内側の防火被覆材を強化石膏ボード2枚張りとする必要があり、

室内のはりとの接合部分も石こうボードを切り欠いて納めることが出来ません。

そのため専用の金物が必要となりますが現状で市販されている金物がないため

開発を進めています。

水平構面を成立させるための合板受材のせん断試験や

火災後も自立するための構造的検討、

耐火外壁を成立させるための納まりの検討などを行っています。

 

●中大規模木造建築物の施工管理マニュアルについて

事業規模3億円、1,000㎡、階数2.3階程度のシンプルなモデルを想定し、

施工契約書や仮設計画、立て方計画図などを検討しています。

昨年度作成したマニュアルからのバージョンアップとして、

着工前準備資料の補強を行います。

具体的にはネットワーク工程表や

電子納品チェックシート(公共建築物に多い仕組み)、

特殊な敷地条件における注意事項(高圧送電線、

鉄道に隣接した敷地、河川区域)、退職金届出制度、

共同企業体代表者届などを補強していく予定です。

令和3年4月8日 委員会を開催いたしました

●中大規模木造建築物の施工管理マニュアルについて
今年度は一つのモデル建物を想定し、
計画から完了までの過程で必要となるフォーマットを
もう一度見直した後に、その解説マニュアルを作成るすことになりました。
事業規模は3億円程度として、JVや労働者供給事業についても
さらに詳細に記述することを検討する。
また20億円程度の事業で下請けに入った場合の対応も検討する。

 

●木造ロ準耐火構造建築物1号の梁受け金物の開発について
木造のロ準耐火建築物1号の普及拡大による建築物の木造化・木質化推進のための
構造金物の開発を検討する。普及のハードルとなっている外壁を構成する梁と
室内の梁との接合金物の一般化(市販化)を目指す。
既存の木造住宅分野の技術を適用することにより、普通に建築できる、
普及を意識した建築生産システムの整備を行う。

令和3年6月10日 委員会を開催しました

委員会では

施工管理マニュアルについて、工事請負金額3~5億円、延床面積1,000㎡程度のモデル建築を設定して、昨年度に引き続き木構造工事の管理についてさらに深堀したマニュアルを作成することになりました。受注体制として想定される地域工務店同士でJVを組むことや労働者供給事業を活用する場合などを紹介する予定です。
ロ準耐火建築物の接合金物の開発について、交付決定通知を受けたことの報告と開発における課題・検討事項等について情報共有いたしました。建築確認の取り扱いや耐火構造の外壁を成立させるための納まりの検討、火災時に倒壊しないための構造的な検討などが必要になっています。

 

構造見学会については

神奈川県旭区に建つ協会施設(木造軸組、2階建て、延べ床面積982㎡)について、設計者のテクノプラン一級建築士事務所代表の佐藤清氏などから説明をいただきながら見学しました。